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- 2017/06/23
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非結核性抗酸菌感染症(肺MAC症)の患者様が来院されました
H29.4.20より非結核性抗酸菌感染症(肺MAC症)の患者様が来院されています。
H28より発症し投薬治療をされている患者様です。
非結核性抗酸菌感染症(肺MAC症)とは？
中高年女性に多い非結核性抗酸菌感染症(肺MAC症)の発病率は日本人10万人に対し14.7人であり近年急増している疾患の一つです。
年間の患者数は推計約12万人、死亡者数は1300人以上に上ると言われています。
発病すると気管支や周囲が炎症する為充血し咳や痰が1ヶ月以上続き血痰が出る事もあります。経過が長くゆっくりとではあるが徐々に重症化に繋がり、倦怠感、発熱、体重減少などの症状が現れます。最後には肺に穴が開いたようになり呼吸困難から死に至るケースもある病気です。
当院での治療は
歩行観察(検査)
当院では先ず歩く観察から始めます。
歩く事により全身の歪み、筋肉の使い方、内臓の状態や気の流れなど
全体像を把握します。
本患者様は胸椎(背中の背骨：特にTh3)が硬く歩行時に身体の動きが出ていない状態でした。
視診(検査)
親指と示指背面の付け根から肘にかけシミがあるので大腸の負担がある。
腸と肺は関係性があり腸の負担が肺に負担がかかる事があります。
3大指標
当院で最も重要な検査法になります。
「ふくらはぎ」「僧帽筋(肩の筋肉)」「C2(首の付け根の骨)」をチェックします。
患者様は首が左に傾いている症状がありました。
治療
非結核性抗酸菌感染症(肺MAC症)の患者様は
大腸の負担から肺に負担がかかり背骨の硬さ、首の歪みが出ていたので
背骨の治療
内臓治療
食事指導
を行いました。
結果
6月22日来院されDrより肺の状況が良くなっているとの事で投薬内容が変化し「様子を診よう」とのことでした。
当院では肺が悪くても肺の症状に囚われる事無く治療を進めていきます。
ですので意外なところに原因がある場合もございますが、改善がなかなか見られない場合は当院へご相談下さい。
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