肩の痛みについて
肩の痛みとマッサージについて...
「肩こり」は多くの方が経験した事のある症状の一つではないでしょうか?
子供に肩を揉むと「痛い!」といわれるように肩を揉まれ始めたとき「痛かった」という経験はありませんか?
そして肩を揉み続けると「痛い」から「気持がいい」に変化し...さらに肩を揉み続けると「気持ち良い」から「もっと強く」と言うように揉む強さが徐々に大きくなる体験はありませんか?
マッサージが治療なら変な話ですよね?治療を続けているうちに徐々に悪くなっているように思えますが、なぜこのような事が起こるのでしょうか?
肩こりとは、肩の周りにある筋肉に血液が「流れにくい」もしくは「血流不足」というような現象で起こります。ですので肩の周りの筋肉に血液が流れ込むと肩こりは改善されてきます。しかし肩を揉むと現に肩が楽になる!確かに一時的には楽になりますが、あくまでも一時的!
肩を揉むことで、肩の周りの筋肉に組織破壊がおきて炎症を引き起こします。炎症が起これば組織を治すために血流が流れ込みます。ですので一時的に炎症が治まるまでは血液量が増えるので肩こりは楽になりますが、一時的に改善する理由はこのためなんです。しかし幾度となく肩周囲の組織(毛細血管や感覚受容器)破壊を繰り返した結果、肩の筋肉は徐々に固くなり慢性の肩こりへとなっていきます。
肩こりは病気じゃないから大丈夫?
肩こり経験者の方、以下の行動に心当たりはないですか?
- 肩こりがひどいが忙しくて我慢し続けている
- 肩こりはひどいが仕方が無いとあきらめている
- 肩こりがあればシップで対応している
- 肩こりがひどい時は薬で対応している
肩こりは日常生活習慣病と言われ国民の多くの方が経験されている症状の一つです。その肩こりの原因は肩周囲の筋肉に血液が上手に流れていない為なのですが、大切なのは肩の周囲に血液が流れない原因を改善することが大切なのです。人間には本来どこか不調があれば治してくれる免疫というものを持っています。もし肩が悪ければ肩を治すために肩に血液が流れ込みます。しかし肩よりも症状が重い状態が体のどこかにあれば、重特な方に血液がながれます。ですので肩こりを改善するには、肩よりも重特な原因を見つけ出し原因の改善が必要と言えるでしょう。本来肩に流れるべき血液が流れていない状況が続くとどんな危険性が潜んでいるのでしょうか?
こんな症状で悩んでいませんか?
- 肩こりがひどくなると頭痛がする
- 首、肩がこりすぎて吐き気がする
- 腕や指が痺れるようになってきた
- 天気が悪い日は首肩が重い
- 胃腸の調子が良くない
- やる気が出ない
先ほど説明したように肩こりが続く(慢性化)と肩こりの原因が悪化し、肩こり以外の症状が出てくる可能性が増えます。
肩より悪い症状がどこかに潜んでいる(肩こりの原因)⇒原因に血液を送る為肩の血液が不足⇒肩こり
この様に、たかが肩こりと思う場合もありますが、原因が悪化してからでは重特な症状につながる場合まあります。肩こりがひどくなる場合は体のどこかがひどくなっているかもしれません。ただの肩こりと思うより先ず原因を見つけることが大切になってきます。
血液は体重の8%を占めます。体重50㎏の方であれば約4kgもの量が体内に存在します。症状によって血液が増えたり減ったりということはありません。体の健康にあわせ8%の血液を調節しています。
肩こりがひどくなっている⇒血液が減っている
他の症状が悪化している⇒血液を増やし治しにかかる
血行不良の原因
肩こりは日常生活習慣病と言われ、日常や仕事をする時の姿勢や体の使い方が大きく関わっています。日常で何気なく取っている姿勢や体の使い方が悪いと血行が悪くなり筋肉はどんどん硬くなってきます。他に血行が悪くなると言えば「ストレス」も大きく関係しています。最近では仕事のノルマ・プレッシャー・人間関係などの問題でストレスを抱える人が急増し、それに伴い血行不良から引き起こされる肩こり方が増えてきています。
肩こりの改善は、ただ単に肩をもむのではなく血行不良の原因を取り除き、適切な対応をしなければ悪化につながる事となりそうですね。
血行不良の原因
先ずは姿勢改善が血行改善!肩こり解消!
ではなぜ姿勢が悪くなるのか?なぜ姿勢が悪くなると血行が悪くなるのか?結果には必ず原因があります。
肩こりは日常生活習慣病と言われ、日常や仕事をする時の姿勢が原因でこるケースが非常に多いです。例えば日常生活では最近スマートフォンなどで首が前かがみになった状態や仕事でパソコンに向かって同じ姿勢で何時間も過ごしていると肩こりが発生します。また長時間の運転で身体が丸くなる姿勢も肩こりが起こりやすくなります。現代社会の環境はどうしても姿勢不良となる環境下にあるようです。また運動不足も相まって筋力低下もある為、夢中になると重力に対抗しきれず、姿勢が崩れます。
頭の重さは成人で約5~6㎏あり、首・肩は常に重さのストレスにさらされています。身体の真上にしっかり頭がのっている状態なら負担はかかりにくいですが、首が前かがみになると頭が前に倒れないように首や肩の筋肉に力が入ります。これを緊張状態と言い、緊張状態が続くと骨を歪ませたり、関節を歪ませる事になり肩こりの原因になります。同じ姿勢が続けば緊張状態はさらに悪化し骨・関節をさらに歪ませ、やがて神経や血管をも締め付ける事になり肩こりから痺れなどに代わっていく事になります。
姿勢を改善する事で筋肉にかかる負担を減らし、血流改善につながれば肩こりは徐々に改善されるでしょう。
ストレスが肩こりに!
皆さん最近以下の症状はありますか?
- 体の疲れを感じることが多くなった
- よく眠れない日が続いている
- あまり食欲がない
- ため息がよく出るようになった
- ついつい、食べ過ぎてしまう
- イライラすることが多くなった
- 何もやる気がしないと感じることが多くなった
- 頭の中にいつも気がかりなことがある
- さみしいと感じることが多くなった
- 集中できないと感じることが多くなった
- 仕事や生活でミスが増えてきた
- このごろ、朝、起きられなくなってきた
- いつのまにか飲酒量が増えた
- 不確かな情報に惑わされてしまうことが増え
上記の症状はストレスを感じると出てくる症状の一つです。
が少なくても症状が大きく出ていたり、症状が小さくても☑が複数該当していたりするとストレス値は徐々に上がってきます。
ストレスを感じると自律神経(交感神経:興奮する神経・副交感神経:リラックスする神経)の交感神経が良く働き、血管を細めます。すると血流が下がり筋肉が硬くなり肩こりへとつながるケースがあります。
単なる肩こりでもストレスからくる肩こりもありますので気を付けたいものですね。
鎮痛剤で肩こりは改善するの?
鎮痛剤の目的は痛みを止める事を目的としていますが、血行改善や緊張を和らげたり、骨格の歪み、姿勢を改善させる効果はありません。
症状の根治療を考えるのであれば痛みの原因を改善しなければ、いつまでたっても症状の改善は見込めないでしょう。痛いから鎮痛剤やシップは手軽ではありますが、徐々に症状が進行していくのは明らかである為、薬やシップは応急的に使用し時間を作って原因を改善するチャレンジを試みる事をお勧め致します。
Sannbou.mddicalの治療法は?
~施術の流れ~
肩こりの原因を
①問診
②視診
③触診
④検査
から見つけ出します。
⑤肩こりの原因を説明
⑥施術
⑦自宅で出来る健康法を説明
~施術の内容~
当院の治療は、ただ単に首や肩をマッサージするのではなく肩こりが引き起こされている原因を施術します。
例えば...
ストレス⇒内蔵に負担がかかっている⇒血流が悪い⇒筋肉が硬い⇒歪み⇒肩こり
肩こり(症状)の施術ではなく
ストレス(原因)の施術を行います。
患者様の原因を改善していくように努めています。当院独自の施術を何回か続けて頂く事によって肩こりが起こりにくい体質に改善するお手伝いをさせて頂いています。また一日でも早くより効果的に健康になれるために、当院では自宅でできる運動・食事指導なども行っています。
- 初めての方へ
- 当院のご紹介や治療の流れなどをご案内します。詳しくはこちら >
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